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Anthropic Claude Opus 4.8

anthropic/claude-opus-4.8 を本番環境に安全に導入するには、このガイドを使います。 Anthropic は 2026 年 6 月 5 日に Claude Opus 4.1 を非推奨にし、2026 年 8 月 5 日に提供終了する予定を発表しました。移行手順は段階的です。まず Claude Opus 4.7 のリクエスト形式の変更を適用し、その後 Opus 4.8 の動作変更を確認します。

新機能

  • Phaseo のモデル ID は anthropic/claude-opus-4.8 です。
  • Opus 4.7 以降では temperature、top_p、top_k などのデフォルト以外のサンプリング設定が拒否されます。
  • Opus 4.7 以降では手動の拡張 thinking budget が拒否されるため、適応型 thinking を使います。
  • Opus 4.8 の output_config.effort はデフォルトで high です。
  • Opus 4.8 は会話の途中で system メッセージを追加できます。
  • Opus 4.8 は Claude API、AWS 上の Claude Platform、Amazon Bedrock、Vertex AI で、標準の上限をコンテキスト 100 万トークン、最大出力 128K トークンに引き上げます。

移行クイックスタート

1. モデル ID を更新する

モデル ID を anthropic/claude-opus-4.8 にします。

2. デフォルト以外のサンプリングパラメーターを削除する

Opus 4.1 のリクエストで次の値を設定している場合は、ロールアウト前に削除します。
  • temperature
  • top_p
  • top_k
Opus 4.7 以降では、これらのデフォルト以外の値に 400 が返されます。

3. 手動の thinking budget を適応型 thinking に置き換える

次のような従来の thinking payload を送っている場合:
  • thinking: { "type": "enabled", "budget_tokens": 32000 }
次に移行します。
  • thinking: { "type": "adaptive" }
  • 基準として output_config.effort = "high"

4. effort と長いコンテキストの想定を見直す

Opus 4.8 は high をデフォルトとし、Anthropic が運営する API で Opus 4.1 より大きなコンテキストウィンドウに対応します。次を再テストします。
  • レイテンシ予算
  • トークン使用量
  • プロンプトキャッシュの動作
  • 長い文書やエージェントトレース
Microsoft Foundry では、提供開始時から 100 万トークンのコンテキストウィンドウを使えるとは限りません。Anthropic は Foundry 上の Opus 4.8 について 20 万トークンのウィンドウを案内しています。

5. 長い会話中の指示更新を確認する

Opus 4.8 は会話の途中で system メッセージを受け付けます。エージェントループが各ターンでシステムプロンプト全体を書き換えている場合、フローを簡素化してキャッシュヒットを維持できる可能性があります。

テスト項目

  • temperature、top_p、top_k をまだ送るリクエスト。
  • budget_tokens に依存していた thinking 有効化ルート。
  • 長時間のエージェントおよびツールワークフロー。
  • 明示的な effort レベルを使うスキーマ重視の出力。
  • 使用量の多い Opus 4.1 プロンプトでのトークンコストとレイテンシの差。

安全なロールアウト

  1. トラフィックを切り替える前に、サンプリング設定と古い thinking budget を削除します。
  2. 本番に近いプロンプトとツール処理で Opus 4.8 をシャドー実行します。
  3. 2026 年 8 月 5 日より前の重複期間中はフォールバック経路を残して段階的に試します。
  4. レイテンシ、コスト、タスク完了の差が目標範囲内になってから拡大します。

参考資料

最終更新日 2026年10月2日